「ミュージックシティの解体と記述:場所・メディア・テクノロジーから捉え直す音楽的価値」
日時 2026年7月3日(金)13:00 – 16:00
会場 九州大学大橋キャンパス印刷実験棟2階
対象 DANC受講生 *「都市の音楽生態系とクリエイティブ・ドキュメンテーション」受講生は、講義後にワークを実施します
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横断的な学びによって、世界に届く表現力と分野融合による次世代デザインの可能性を探る「DANC クリエイティブ融合コア」。本セッションは、授業「都市の音楽生態系とクリエイティブ・ドキュメンテーション」の一環として、黒鳥社/TIGER MOUNTAINコンテンツ・ディレクターの若林恵を招いて開催します。
「音楽の価値とは何か」。2025年7月に邦訳刊行された『ミュージックシティで暮らそう 音楽エコシステムと新たな都市政策』(シェイン・シャピロ著)が一貫して投げかける問いです。
音楽は、もっとも身近な文化表現として、社会に先んじて新たな空気をつくり出し、アートや建築、テクノロジーなど多様な領域と交わりながら、人と人をつなぐハブであり続けてきました。しかし、その本質的な働きは、再生回数や興行収入といった「数字」だけでは決して掬いきれません。同書はそうした背景から、音楽を都市の社会的な営みとして捉え直し、再配置しようと試みました。
では、わたしたちはその価値をどう再定義し、紐解くことができるでしょうか。
景観、音響、場所、メディア、職業、テクノロジー。音楽産業という既存の枠組みから測るだけでなく、これらの多面的な切り口を行き来しながら「リサーチ」するとき、都市における音楽はまったく違った像を結びはじめます。今回は、音楽と都市をめぐる実験的イベント〈SOUND & CITY〉のディレクターとしても知られ、同書の翻訳を手がけた若林恵氏(黒鳥社)をゲストにお迎えし、音楽と都市の新たな関係を築くための視座と、それを捉えるリサーチのあり方について、議論をおこないます。